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Nanopore DNAシーケンスは テクノロジーギャップを超えるのか [IT業界日記]

Ofxord Nanopore Technologyが資金調達に成功したらしい。



同社は、Nanopore 高分子を用いたナノサイズの穴を使って、DNAの塩基配列を直接測定する技術を開発しているバイオベンチャーである。この取り組みは、「1000ドルゲノム」といわれている、個人の全ゲノムをコスト1000ドルで計測する次世代ゲノム解析技術の中心になるテクノロジーとして期待されている。

最近のシーケンス技術に関しては 2008年の 11/6 の Nature に詳しいのだが、Pacific Biosciences社のSMRTといわれる蛍光ラベルを用いるモノや電子顕微鏡で直接読む試みなど、様々な取り組みが平行に行われ、読み取り速度と価格が急速に下がってきている。

思い起こせば「ヒトゲノム」計画が正式に終了したのが2003年であることを考えれば急速な技術進歩である。

今後、安価に読み取れるようになるのであれば、読み取ったゲノムを対象に検索や比較、解析を行ったり、するわけで、特に、過去、研究室でしか行わなかったような多量のゲノム情報解析処理が民間の医療機関でも行われるようになるのであれば、そのマーケットは大きい。

最近CAE屋さんと話していても、バイオインフォマティックス関連のソフトの売り上げ比重が増大しているとのことで、過去、CAD/CAMが一般に普及したときのようなトレンドシフトがここ10年くらいで起きるのかもしれない。

でもまぁ、それはそれとして、 Nanopore は、技術資料見てるとカナリ困難な技術のようにも思えるのだけれど、本当にゲノム配列を物理的に読み取れる時代が5年以内にくるのだろうか。

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